乾睦子の玉虫色日記

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数字を見る会議

毎年この時期に行われる,全教員による会議が済んだ.それはどういう会議かというと,あれこれあれこれあって,要するに来年度の各学年の在籍者数を出す,というものだ.

この会議に出る度に,ああここ理工学部で良かったな…って思うのだ.以下その理由.

この会議,学部全教員40余名でやる会議としては年間でもっとも数字とにらめっこの会議だと思う(もっと少人数の会議ならそういうのざらですがね).数字っつってもお金ではなく人数なので,結構単純な整数だ.

基本はまず資料が配られて,○○学系の現○年生が何名,云々……てひとつずつ全員で確認して,したがって来年度の○年生在籍者数は○名の予定,はい,承認.ということになるわけだけど,だいたい「ここの数字にはこの休学者数を足したら計算が合わないんじゃないですか」とか,とかいうややこしいことになって全員で「え~っと???」てなってる時間があったりする.

何年生が何人,てことはつまり,卒業生や留年者の数を決めることも含むわけで,とても大事なことだからね!疑問があったらそれは解決せねばならない.

この数字だらけの表をにらみながら「え~っと???」てなってる時,理工学部所属で良かったなーと毎年思う.

なぜかというと,この最中に「俺ァ数字はだめなんだよw!」と大声で言い出して周囲のテンション下げたり,果ては「数字ずっと見てると頭痛くなるんだよ.なあwww!!!」と周囲に同意を求めてさらにテンション下げさせるような人が決して出現しないことだ.よくあるタイプだと思うよ,どうですかね???

別に数字ったってせいぜい2~3桁の足し算引き算だから文系も理系もないんだけど,数字がキライ,を自慢するオジサマには会社員時代にお会いした覚えがある…気がする……(その数字に「円」という単位がつくと大丈夫だったりしてさw.記憶によって捻じ曲げられた偏見かもしれないけどそんな印象がある).

別に大して面倒なことでなくても,「面倒だよな???」て大声で同意を求められると面倒になってくるもんじゃないすか?まったく人間って困ったもんで.だからそういう空気にならないことをとてもありがたいと思ってる.

ほんとそういう場面だけは見たことない.みんなで辛抱強く「え~っと???」てなってるから素晴らしいです.いやほんと.

しかし大学のこういうところって意外とまだアナログなのだよね.たぶん,カリキュラムや履修登録の仕方も変わりうるから,あまり完璧にしても変えるのがまた大変だったりするからかな.成績が出てきて則すべての数字が算出されるようなシステムを組んでしまったが最後,間はブラックボックスになってしまって変えるのが大変.アナログの良さは確かにありますですよね.

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by inui56 | 2012-03-08 06:37 | 大学

クリスマスブッフェと,ひがまないヴァカンス

いやー,かねてからフランス人達の職場は時折奇声が響いてきて陽気だなぁと思っていたけど,昨日ほどこの職場全体がウキウキしてたのは見たことがなかった.本格的にクリスマスの休暇に突入しました.今ここは極めて静かであります.私も今日で仕事納め.

昨日のお昼は「Buffet de Noel」クリスマス・ブッフェとのことで,会議室とミーティングコーナーで軽食とワインの立食パーティだった.最初に開会の挨拶があったらしい(私は会議室から溢れた人の中にいて聞こえなかったんだけど)のだが,そのスピーチの短かったこと.静止していた人垣がものの30秒ほどで再び動き始めて「ご歓談」.それっきり最後までご歓談.適宜ばらばらと帰る,という感じであった.

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見た目もかわいらしいつまみの数々.いずれもおいしくさすがでございました.途中でチーズの盛り合わせ登場.
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即座に人が群がって一瞬でスカスカに.半減期3分くらい?

若い元気な層はその後も宴会が続き,廊下に笑い声が響いてにぎやかであった.そんで16時頃からどんどん人が帰り始め,ボン・ヴァカンス!(よいヴァカンスを)という挨拶が飛び交い,帰る人も見送る人も全員が今からもうヴァカンス気分.とても楽しそう.

この「見送る人も」てとこがポイント.

だってひとりひとりに話を聞くと,全員ががっつり休むわけでもないのだ.1月になんとかの締め切りがあるから仕事しなきゃならないんだ,とか.年末年始はこの建物の冷房を止めやがるんだよ,めちゃくちゃ寒いんだ,クレイジーだろ,とか.個人的にはまだ働くって人が意外と少なくないのである.でもそういう人もすごく楽しそうにボン・ヴァカンス!とやっていた.日本と違うのは職場を支配する「気分」だけ.

日本の休暇前ってさ,がっつり休む人に向かって「いいなぁ,私なんか・・・」と言い,すでに休み始めてる人のことを「いいよな,気楽で」と言い,休みの内容を比較して「いいよね独身貴族は」と言い・・・日本の中にいると,こういう物言いの方が空気読んでるわけだけどね.休暇の嬉しさをストレートに表すのは相当な変わり者,あるいはツワモノと思われそう.でもこういう挨拶は,フランス人から見たらひがんでるようにしか見えないかも.

人の休暇をうらやまず,自分も休みたいだけ休む.必要なら仕事もするし.てのが休暇を楽しむ秘訣だな.

さっきシンク脇に昨日の宴会の残骸と思われる空き瓶が並んでいた.ウォッカ40度500ml,ラム55度1000ml,テキーラ38度750ml.

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by inui56 | 2009-12-23 19:10 | 大学

フランス式ソーシャル弁当タイム

ここは建物が学食から遠く,またわざわざ行くほどおいしくもないとのことで,ほとんどの人がランチ持参.買ってくる人も家から弁当を持ってくる人もいるけど,とくに家から持参されるものが欧米風(私見)に大変ざっくりしていて面白い.ついつい観察してしまう.

こちらの弁当が日本と違うと思うのは,多くが一品料理である,ということ.ひとつのタッパーには大抵ひとつの料理.肉と野菜の煮込みだったり,パスタだったり.主食+おかず3種類をひとつの容器に彩りよく詰めて,なんてのは見たことがない.

そしてそのタッパーが深めであることが多い.深さ一杯に入れるんじゃなくて,深いタッパーの底の方に料理が入っているのをよく見る.かなり空間に無駄があるわけだが,煮込み料理などでも液体が漏れることをあまり気にせずに入れられる,という意味では合理的.

一部には,弁当のおかず+パン(バゲット)一切れ,というような人も.このタイプは日本人的には分かりやすいね.主食+おかず,という構成.

あと,デザート(ヨーグルトが多い)とフルーツがつく.これはお弁当の人も買ってきた人も,大半の人がそうしてるようだ.

ランチタイムは,食べ始めと食べ終わりの時間はバラバラで,各自そういう風に持ってきた弁当を,電子レンジで加熱したりして準備して食べる.この時タッパーのままの人もいるけど.お皿にあけて電子レンジ加熱する人が多い.お皿とカトラリーはランチコーナーに常備されている.

メインをナイフとフォークで食べ終えたら,各自のタイミングで席を立ってお皿やタッパーを洗ってしまい(ここでせっかちな日本人である私は,食事を終わったのかと思って席を奪ってしまいそうになる),ゆったりと席に戻ってきてデザート,フルーツ,という流れ.次にまた立ってエスプレッソを入れてきたり.

その間ずっとわいわいしゃべっていて(シンクもエスプレッソメーカーも同じコーナーにあるので途切れない),以前の記事でフランス人がドイツ人に向かって言っていたように,確かにソーシャルで楽しそうなランチタイムなのである.

普段は買ってくる私も,たとえば今日は職場に弁当を持参した.昨夜の夕食で作り過ぎたポレンタをタッパーにどかっと入れ,味の足しにパルメザンチーズを多めにふりかけ,千切りのハムとブロッコリをのせただけ(ポレンタというのは,原材料はトウモロコシだと思うんだけど,もちもちしたマッシュポテトみたいなテクスチャーの不定形の物体).

お弁当と言うには粗っぽ過ぎて写真載せる気にもならんような代物.しかし,こちらのお弁当の中では,そんなもんでも特別見劣りするってほどではない(見栄えもしないけど).

逆に,ポレンタってどうやって食べるのがおいしいかこの機会に聞いてみようかな,なーんて思いながらランチタイムを迎えてたりするのだ.だいぶフレンチなゆったりランチに感化されてきたか.

ただし,フランス語の海に飲み込まれて一言も口を挟めないで終わるランチタイムもよくある.

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by inui56 | 2009-12-04 19:38 | 大学

グルノーブル通勤圏のカントリーハウス

グルノーブル暮らしの間だけは,たとえ仕事や家事を差し置いてでも(!,でも家事は本当に差し置いてる)記事を書いておかなきゃ後々後悔しそうで,できるだけ毎日書いてるけど,私の暮らしよりもやっぱり本場グルノーブルらしい住まいを紹介しておかなきゃ.今日は1ヶ月以上前に訪問させていただいたV氏のご自宅を.

まず庭からの眺め.
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デルフリ村でしょ.これ別に特殊な角度から見た特別のどかな風景ってわけじゃ全くない.本当にこういう街にお住まいなのです.グルノーブルを囲む山々の斜面にはこういう街がたくさんぱらぱらあって,グルノーブルの市街からも見える.

少し後退してみましょう.広い庭.
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中央の大きいのは柿の木(渋いから食べない,と聞いた).リンゴ,梨,栗もなるって(柿の木になるわけではない).奥の方にブランコとトランポリンがある.

さて,振り返ってみましょう.
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素敵なカントリーハウス,とかしか言えない自分の表現力の無さに凹む.手前に張り出したガラス張りスペースはDIY増築byV氏,ここだけで2年がかりだそうで,その他にも各所に手を加えてきて,未だに発展途上の家.二重窓で,中には大きな薪ストーブ,冬も快適に暖かい.

どういう点でグルノーブルらしいかというと,こんなに緑豊かな山間のカントリーハウスに住みながら,市街地まで通勤できる,という点である.

グルノーブルって,平らな市街地を外れるといきなり急斜面で山登りになる感じなんだよね.市街地は拡張しようがなかった.だから都心から車で30分くらいであっという間にこの田舎な環境にたどりつける.

フランスでもこんな街は珍しいそうだ.通勤圏でこんな環境が得られる街はめったにないって.そうだろうね.

グルノーブルの市街地が標高230m前後なのに対して,ここは標高650mとのこと.大気汚染の心配がない,そして雪も市街地とは桁違いに多いんだって.

市街地で初雪があったから,もうそろそろ積もってるかもね.聞いてみよう.

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by inui56 | 2009-12-03 15:10 | 暮らし

ドイツ人とフランス人(大げさ編)

昨日は,こちらを訪問中のドイツ人研究者を囲むランチに私も同席させていただいた.

「ランチにこんなにゆったり時間を取るのか,ドイツでは15分かいいとこ30分だ」とドイツ人.

(それでPCの前でパクつくだけのランチなんて,という話がひとしきり出て,日本も当然ヤリ玉に上がりつつ)「ランチにはソーシャルな意味合いがある.PCの前でパクつくなんて論外」とフランス人.

お酒は何にするかと聞かれて「昼間っから?!」とドイツ人.(ババリア地方ではランチから飲む,との補足説明あり)

「当然じゃないか,朝からだって飲むよ,コーヒーにリキュールを入れるんだ」とフランス人.

デザートのパイを見て「これを毎日やってたら私がどうなってしまうか」とドイツ人.

だからこんなになるんだ」と同席していた最近太ったらしき若者をみんなで差し示す失礼なフランス人.

最後の支払いはラボが持つ,というのを聞いて「我々はそういう金は持ってない,ドイツのルールでは・・・」とドイツ人.

フランスにはルールはないんだ」とフランス人.

なかなかにカルチャーの違いを見せてもらえて興味深い会食であった.ただし,彼らは旧知の間柄らしく,わざと大げさにそういうことを言い合って遊んでいた面もあるということを付け加えておく.念のため.

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by inui56 | 2009-11-28 15:07 | 大学

警報がなったら避難するか

職場にて,とある夕方,建物内に大音量の警報が鳴り響き始めた.装置の異常アラームとかじゃない,聞き間違えようもなく「避難しろ」っていう意味の警報だった.

それで私はといえば,これは避難訓練なんだろうか,フランス語の壁でそういうことにも気づけないから困るな,しかし本物だったらもっと困るよな,さて皆はどういう反応をするんだろうか,などと思いながら,ちょうど帰るタイミングだったからPCを消したり荷物をまとめたりしながら廊下の様子をうかがってた(ここは各部屋に1~2人ずつが入っている形,私の同室の人はたまたま不在だった).

しばらくしたら人がどやどやと廊下に出る音が聞こえ始めたので,私も廊下に出てみたら,皆さっさかオフィスの扉を閉め,どっと非常口に向かっていたので結構驚いた.通りがかりに「こういう時はあっち(建物の中央階段)に行っちゃいけないんだよ」と私に教えてくれる人もあり.

で,うへー意外とホンモノ?と私も慌てて部屋の暖房を消し,帰り支度を整えて非常階段から外に出た.退去したらミーティングポイントに集合する決まりだそうで,人がわらわらとその辺に集まっていた.私は場所だけ確認して,お迎えのために帰らせてもらった.

つまり何が言いたいかというと,フランス人のみなさんの迅速避難に驚かされた,ということ.協調性ないないと言われている人々の.

避難警報が鳴ってるんだから,協調性も何も,各自の安全のために当然のことなんだけども.日本だったらこういう時何が起こるだろうってつい考えてしまう.みんな廊下にまでは出るだろうけど・・・えー訓練なんて聞いてないよね?と言い合ったりとか・・・事務室に電話かけて確認する人続出とか・・・誤報だったら担当者平謝りとか・・・?

翌朝聞いてみたらあれはやっぱり訓練だったそうで,時々やられて,担当者が所要時間を計測している,とのこと.事前に知らされてたのかと聞いてみたら,「知らせたら意味無いじゃん?」いやまったく仰せの通り.

でも日本で抜き打ち避難訓練なんてやったら,「業務を中断させられて損害が云々」というような文句が出ること必至だよね.もともとそういう声の方が大きくて事前通告スタイルが定着したんだろうか.そしてそういう慣習ができてしまった今は抜き打ち避難訓練なんて有り得ない,と.

ところで今回も,慣れてる人の中には自主的に「逃げ遅れた」人も当然いたらしい.変に協調性ってもんが要求されないだけに,その辺も各自の判断で,てことなんだろうね.

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by inui56 | 2009-11-21 15:49 | 大学

オイルとクリーム

昨日はベビーシッターさんに子供達のお迎え~夕食を食べるくらいの2時間をお願いした.夕食には以前エントリで紹介した納豆・・・じゃなくてレンズ豆と塩豚の煮込みを作っておいた.

これ,ブイヨンも無しでおいしくできるのですごく気に入った.豆・にんじん・豚肉と,食事としてほぼ完結するのがいいし,煮込み系がもともと好みっていうのもある.昨日のは豆の味にクセがあったらしくて,子供達にはいまいち不評だったけど・・・.スーパーじゃなく市場で買った豆なのにー(だから,か).

こちらの食材で料理してる,と言うと「フランス料理を?!」と言われることがあるのだが,そんなわけはない.誰にも習ってないし.でも確かに地元の食材は地元の調理法が一番おいしいだろうと,最近,サヴォワとドーフィネの料理,なるフランス語の小さなレシピ本を買ってみた.

サヴォワ地方とドーフィネ地方というのは,フランス南東部のアルプス付近に広がる地方で,グルノーブルはドーフィネ地方の中に入るんだけど,まぁどちらの料理もこの辺では「郷土料理」という扱いに見える.

その中に,サヴォワ風グラタン,というのと,ドーフィネ風グラタン,というのが載っていた.どっちもほぼじゃがいも.じゃがいもオンリーなグラタン.なんだけどじゃがいもの隙間に何を入れるかが対照的で面白い.

サヴォワ風グラタンは,ビーフのブイヨンとチーズ,バター.

ドーフィネ風グラタンは,あらかじめ牛乳で煮込んだ上,生クリーム.バターもサヴォワ風の倍量という指示.

隣接する地方なのにこんなにこってり度が違う.でもどっちも捨て難い魅力.

フランスはそもそも南北で料理文化圏が違うそうで,南の方はオリーブオイルを始めとするオイルで調理するのに対し,パリを含む北方はバターと生クリームで調理をする,と同僚からこないだ聞いた.(グルノーブルも基本は南方のはずだけど,ドーフィネ風グラタンは例外か).南方は乳製品が日持ちしないからね,ということで,世界的にも同じ傾向だけど,フランスはきっぱり分かれてるらしい.

北方出身の人は,生クリーム味じゃなきゃダメ!みたいな人もいるんだって.日本でいう赤味噌白味噌文化圏みたいなものらしく.うどんとそば文化圏とか.どんぶりの底が見えるか見えないか文化圏(うどんつゆの色の濃い淡い)とか.

私は今まで「オイルとバター」が対比される存在かと思っていたけど,同僚達の会話の雰囲気では,「オイルと生クリーム」の方が主な対比だったのが新鮮だった.

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by inui56 | 2009-11-14 15:52 | 暮らし

お誘いフレンチ方式

先週の土曜日,お昼寝を終え,さて公園に繰り出そうかというところだった我が家の玄関口に,突然,私の受入先の長であるVさんが登場.

「サヴァ?うちに来ない?今車で来てるから」

とのことで,ほとんど着の身着のまま夕食をお呼ばれしてしまった.

グルノーブル郊外,というよりアルプスの山の中の素敵なおうちだったので,その家ことはまた別の機会に是非ぜひ書きたい.とにかく,おいしく楽しい夕べを過ごした.子供達は「ウサギ」を初めて食べた.結構ポピュラーな素材だそう,スーパーでは鶏肉の近くにある,とのこと.

週末明けて月曜日.オフィスの同室者Gさんに,Vさんからこれこれこんな突然のお誘いがあって,と話したら笑っていた.そうか,こういう予告無しの誘い方が標準的フレンチ方式ってわけでもないのね.

その日の夕方,Gさんが部屋を出て行きがてら何気な~く「ムツコ,何か飲みものでも?」と誘ってくれたので,廊下の応接コーナーでコーヒーでも飲むのかと思ってついて行った.

そしたら廊下の向こうの会議室にクッキーとピーナッツ(か分からないけど豆)が用意されてて,なんだあらかじめ計画された会なんじゃん.続いて,数人がシャンパン(か分からないけどガス入りのワイン)のボトルをほいほいっと運んできた.そして,長であるVさんが何人かに声かけて全員の前で紹介.紹介された人は一言しゃべる.

これってさあ・・・日本で言うところの新人歓迎会?

もちろん,その次に紹介されて一言しゃべらされた新人は,私だったりしたわけです.写真は,本日観察されたその痕跡.
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この予告期間の短さはなかなかのもんかと.呼ばれる側に準備をする手間をかけさせないためのフランス流気配り?

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by inui56 | 2009-10-06 21:34 | 大学

使い分けられるのか

入居した住まいにある電子レンジの目盛.
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加熱レベルの段階がやたらに多くないすか.雪マークはおそらく解凍でしょ,だから解凍を除いて四段階だよ?どう使い分けるのか不明.

入居時に私がこれ見て驚いてたら,案内してくれた先生は「For french cooking ! ハハハハー!」とのこと.これはラテン系の明るさというやつでしょうか.真相は単に具体的説明が困難(ていうか,無い)てだけなんではないかと疑ってしまうのは私だけでしょうか.

もうひとつやたら段階が多いものはこれ.同じく入居した住まいの洗濯機の操作ボタン.
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一番上がスタート.それ以外は洗濯コースらしい.

最初これを見たとき,辞書で「Lavage」が「洗濯」だと知った私は,右下にある「Lavage main」を「洗濯-メイン」すなわち「一般洗い」ともう無意識レベルで解釈して,しばらくそれを使っていた.

ある日ふと「main」というフランス語の単語をどっかで見たことを思い出し・・・辞書で確認・・・案の定mainは「手」であった.「手洗い」だったのかー!道理で脱水がゆるすぎるわけだよ.

ということで上の目盛は上から反時計回りに,スタート,綿,合成繊維,40℃,スピード洗い,デリケート洗い,ウール,手洗い,脱水ソフト,脱水,すすぎ&脱水.

標準コースは40℃ってやつらしい.「洗剤が一番働く温度だから」との説明.まぁそう言われればそれは納得(でも水を加熱するからか,この標準コースでも1時間強もかかる).

それにしても,脱水云々は別として,綿,合成繊維,ウール,手洗い,あたりは要らないような気が・・・しない?私の感覚だと,「ウール」と「手洗い」は「デリケート洗い」に含まれる.「綿」と「合成繊維」ばかりをそんなに溜めておくこともしないけどなぁ.

「綿」だと90℃で洗ってくれちゃうらしい.確かにふきんなんかを熱湯で洗うときれいになるって聞いたことはあるけど,一般家庭でそんなに綿製品ばっかり溜めこんどいて洗うようなことする?

あーでもたまに家じゅうのふきん類をまとめて消毒っていうような使い方かなぁ?一度やってみようかなぁ.

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by inui56 | 2009-09-14 18:45 | 暮らし

困っちゃったの続き

坊が,昨日また「『困っちゃったっぺーる』ってほんとどういう意味だろう?」と言うので,割と多用される表現なのかなと思い,それを言うのは先生なのか,子供なのか,どういう状況で聞くフレーズなのかと聞いてみた.そしたら驚いたことに,

「みんなが,坊にばっかり言う」

なんと,坊は当事者であった.そうならそうと早く言いたまえよ!

(私は本当は最初から根ほり葉ほり聞きたくてうずうずしてるんだけど,なるべくこっちからは尋ねないようにしてるのですよー,とくにお友達関係はさ,「お友達できた?」とかってすごいプレッシャーになると思うからさ・・・).

そういうことなら,もうちょっと真剣に真相解明せずばなるまい?というわけで,見慣れない子に一体何を話しかけるかって考えたら,まぁコレかなぁ?

Comment tu t'appelle ? (コマン・テュ・タペル=名前は?)

そう言われたら自分の名前を言ってごらん,と言って今朝送り込んだ.大学に来てから,フランス人の先生に「困っちゃったっぺーる」と言ってみたら,上記のフレーズだ,とのお墨付きをいただきました.やた!

ちなみに,今これを書くために,"appelle"の綴り(活用含め)はどうなんだと思ってwebで検索したら,apelle,appelle,appellesとかいろいろ出てきて,一番ヒット数多いのは"apelle"であった.ちょっとー,正確に書いてくれよー,みんな.野生の勘でappelleを採用しました.どうでしょうか.

ちなみに,どう綴ろうと発音は同じなので,私(会話できればいい人)には関係ありません.

ちなみに,上記の先生に,発音が同じなのに綴りだけ活用するんですねーフランス語は(これほんと.語末に"s"がつこうが"t"がつこうが"ent"がつこうが発音しないことがある),と言ってみたことがある.きっと多少の優越感とともに「それだから難しいよねフランス語は」的反応があるものと予想したんだけど,実際には,ガハハの大爆笑.

「まったくだ,私も未だに綴りが分からないことがある.totally stupidである」とのことでした.

人気ブログランキングへ←stupidとまでは思ってなかった

#10日追記:
手元の教科書(一応持ってきた)で調べたら,主語が"tu"(親しい人や子供同士で使う二人称)のときは"appelles"と綴るようです.
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by inui56 | 2009-09-08 18:23 | 暮らし

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