人気ブログランキング | 話題のタグを見る

乾睦子の玉虫色日記

おでこ切る

帰宅して、私が夕食の準備をする間、新しいスクータで中庭を滑走するのが日課となっていた坊。

ヘルメットさせれば良かったんだよねー、公園で遊ぶときはさせてたんだけど、家の目の前で短時間遊ぶだけなのでうっかりしてたんだよなー。で、やっちゃいました。昨日の夕方、泣き声とともに顔半分血だらけで家に入ってきた。

見たら額がぱっくり。1cmもない小さな切り傷だけどぱっくり切れちゃってて、こりゃ日本だったら夜間救急に駆け込んで縫うなぁと即座に思った。すでに坊が1回、嬢が1回同じようなぱっくり切り傷を、しかも二人ともまぶたでやってるから。しかし夜間救急つってもここじゃあ・・・いったいどこの病院にどうやって・・・唯一かかったことがある近くの内科はもう夕方だからやってない。

でも非常に運が良かったことに、今住んでいる家のオーナー夫妻がその場にいらっしゃった。和風に言えば大家さん。ここにお住まいではないのだが、建物周りのことや草花や菜園の世話に、ほとんど毎日のように見かける勤勉な大家さん夫妻。

その大家さんの奥様が飛んできてくださって、すぐに「Pharmacieに行きましょう」と坊の手を引っ張って100mほどの薬局へ。7時過ぎで薬局はまだやってた。行ってみたら薬局なのに処置室みたいなスペースがあり、そこで軽くばんそうこうと、ホメオパシーの痛み止め(坊によるととてもおいしかったそう)を飲み、クリニックに行けと。

で、大家さんの奥様が車でクリニックまで連れて行ってくださいました。結構遠かった。坊が処置されてる間は嬢を見ててくださって。もう感謝の言葉もない(フランス語オンリーなので本当にMerci以外の語彙が私になく、フランスに来て以来一番もどかしかった)。

傷がどうなったかというと、縫わずに、接着剤でぴたっととめられた。少なくとも私にはそのように見えた。医師が傷口を指で押さえながらチューブから何か出してつけて・・・じっとしててー・・・はい、できあがり。5日間触るな、日光ダメ、石鹸ダメ、プールダメ、抗生物質とかも無し。何も無し。"rien !"

処置してもらえて一安心。もし私だけだったら、薬局に駆け込むという発想がまず浮かばなかったな。消毒してテープできつくとめて一晩様子を見ちゃったかもしれない。

で、今思い返すと・・・最初の薬局で何もお金払ってないんだけど・・・?

人気ブログランキングへ←発熱を恐れてたら外傷から来たよ



by inui56 | 2009-10-07 12:52 | 暮らし

↑ 携帯の方はこちらから.乾睦子のマルチタスクな日常.坊9才,嬢6歳.
by inui56

検索

タグ

ブログパーツ

ブログジャンル

画像一覧