乾睦子の玉虫色日記

相対的な足し算

坊が足し算を習っているらしい.

らしいのだが・・・なんかこう・・・フランス語圏で数学の初歩は厳しそうだなぁ,とも思ってしまった.

足し算の考え方が,日本よりも「相対的」に見えるんだよね,私には.つまりですね,(以下はすべて,坊が家でやってくれる遊びからの推測に過ぎないことを断っておきますが)・・・

最初のうち,坊が家でしょっちゅうやってたのは,足すと10になる2つの数の組み合わせを言うというもの.4+6!とか.いつまで経っても答えが10の場合だけしか出てこないんだけど,まぁこれはいい.

次に始まったのが,ある数に10を足すと?というクイズなんだけども,これが,そのある数を起点に10数える,という方法で答えを出してるらしい.たとえば「15に10を足す」場合は,16,17,18・・・25!と頭の横で両手で指折り数える.その数え方は猛スピードではあるんだが,そういう相対的な数え方してたらやっぱり遅い.そしてしょっちゅう間違える(起点の数の次の数から数え始める,というのがちょっとトリッキー).

さらに昨日新しく始まったのは,1+1は? 2+2は? と答えを順々に言っていくもの.しかし,毎回1から順にやっていかないと,答えが分からなくなるんだよね.つまり,足しているんじゃなくて,「答えが2つずつ増えていく」という法則によって答えを出しているみたいなの.

私が小さいころにおなじみだった「リンゴが3個あります.2個足すと?」みたいなことの延長で足し算をやるんじゃないのかしらね.10足す,なんてのは10進法を理解してから,10の位をひとつ上げることを覚えれば済む話ないじゃないかと思っちゃう.

私の個人的な邪推なんだけど,フランス語の数の呼び方は大変難しい.英語の「イレブン」みたいなのと同じく「11」から「16」までは固有の呼び名があるし,「71」を「60と11」と呼び,「88」を「20が4つと18」と呼ぶ言語なのだ.

日本語では数字どおりに呼ぶから,2桁以上の数になったらもう最初から10進法ばりばり行ける.でもフランスでそれをやっちゃうと呼び方との整合性が難しい・・・のかなぁ?とくに70以降は,まずは相対的にひとつずつ数が増えていく方式で呼び方を覚えないとちょっと無理.だから相対的な考え方から入る・・・のかなぁ?

数の呼び方変えた方がいいんじゃないかい(日本人は漢字なんていう複雑なモンを使うのをやめた方がいい,というフランス人と同程度の乱暴発言か?).

実は昨日たまたまサイコロ5個セットを買って,その目の数で8ができない,と坊が言うから,「2と6で8でしょ?」と教えたら初体験だったらしいんで,ちょっと本当に驚いた.

その後,「4と6で10になる」というのは知ってて,「10と10で20になる」というのも知っている坊は,「4」「6」「4」「6」と並べて全部目を数え「20になった」と満足.

次に「4」「6」「4」「6」「1」と並べて「30だよ!」と予言.数えてみたら「21」なので驚いていた(よく分からない6歳児の思考).

その後「4」「4」「4」「4」「4」と並べたら20になるよ,というママの予言が当たったので目を丸くしていた.

人気ブログランキングへ←数え方は一応正確な坊



by inui56 | 2009-11-13 14:39 | 暮らし

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