乾睦子の玉虫色日記

オイルとクリーム

昨日はベビーシッターさんに子供達のお迎え~夕食を食べるくらいの2時間をお願いした.夕食には以前エントリで紹介した納豆・・・じゃなくてレンズ豆と塩豚の煮込みを作っておいた.

これ,ブイヨンも無しでおいしくできるのですごく気に入った.豆・にんじん・豚肉と,食事としてほぼ完結するのがいいし,煮込み系がもともと好みっていうのもある.昨日のは豆の味にクセがあったらしくて,子供達にはいまいち不評だったけど・・・.スーパーじゃなく市場で買った豆なのにー(だから,か).

こちらの食材で料理してる,と言うと「フランス料理を?!」と言われることがあるのだが,そんなわけはない.誰にも習ってないし.でも確かに地元の食材は地元の調理法が一番おいしいだろうと,最近,サヴォワとドーフィネの料理,なるフランス語の小さなレシピ本を買ってみた.

サヴォワ地方とドーフィネ地方というのは,フランス南東部のアルプス付近に広がる地方で,グルノーブルはドーフィネ地方の中に入るんだけど,まぁどちらの料理もこの辺では「郷土料理」という扱いに見える.

その中に,サヴォワ風グラタン,というのと,ドーフィネ風グラタン,というのが載っていた.どっちもほぼじゃがいも.じゃがいもオンリーなグラタン.なんだけどじゃがいもの隙間に何を入れるかが対照的で面白い.

サヴォワ風グラタンは,ビーフのブイヨンとチーズ,バター.

ドーフィネ風グラタンは,あらかじめ牛乳で煮込んだ上,生クリーム.バターもサヴォワ風の倍量という指示.

隣接する地方なのにこんなにこってり度が違う.でもどっちも捨て難い魅力.

フランスはそもそも南北で料理文化圏が違うそうで,南の方はオリーブオイルを始めとするオイルで調理するのに対し,パリを含む北方はバターと生クリームで調理をする,と同僚からこないだ聞いた.(グルノーブルも基本は南方のはずだけど,ドーフィネ風グラタンは例外か).南方は乳製品が日持ちしないからね,ということで,世界的にも同じ傾向だけど,フランスはきっぱり分かれてるらしい.

北方出身の人は,生クリーム味じゃなきゃダメ!みたいな人もいるんだって.日本でいう赤味噌白味噌文化圏みたいなものらしく.うどんとそば文化圏とか.どんぶりの底が見えるか見えないか文化圏(うどんつゆの色の濃い淡い)とか.

私は今まで「オイルとバター」が対比される存在かと思っていたけど,同僚達の会話の雰囲気では,「オイルと生クリーム」の方が主な対比だったのが新鮮だった.

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by inui56 | 2009-11-14 15:52 | 暮らし

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