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乾睦子の玉虫色日記

人と人との助け合いは,暖かいとかじゃなくて

昨日,三軒茶屋駅で,節電のため停止中のエスカレータを前に,歩行器に寄りかかったおばあさんが一人途方にくれていた.

そこを通りかかった女性が「ちょっと遠いけどあっちにエスカレータありますよ,一緒に行きましょうか?」

で,仕方ない行くかと動き始めたときに,さらに通りかかった男性が「いや,こっちのエレベータが近いですよ」

良かった良かった.・・・さて,ここで問題です.このエピソードから,私は何を思ったでしょう?

「いくら節電だっつってもエスカレータは動かしておかないとせっかくのバリアフリーが」て?

いいえ.

「エスカレータ止めるなら代替経路の案内を出しとくべき」て?

いいえ.

私が思ったのは,今回のこの機会に,まちの中で暮らす人どうしが助け合うってことがもう少し復活するといいのかな,ということ.

ただしその理由は,人と人との触れ合いの暖かさ,とか,失われつつある人間らしさを取り戻す,とかいうことではない

そうじゃなくて,その方が圧倒的に効率がいいから.

私を直接知る方はご存知でしょうが,私は基本的に人の世話を焼くのは嫌いだし,まち中で知らない人に声をかけるのなんて,はっきり言って苦手.日々の買い物が機械的に無言で済ませられるのを「ラクだなー」と感じている冷たい東京人です.

だけどね,やっぱり人間同士が直接交わって,互いに思いやりを持って暮らしながら,必要な時に,できる人が必要な手を差し伸べるっていうのが,限られたマンパワーの有効利用という面で圧倒的に効率がいいと思うわけですよ.

今回の件だってさ,なんか最近の風潮だとさ,代替手段の張り紙してないとは怠慢だ!てクレーム入れる人がいたとするでしょ.担当者が焦って張り紙するとするでしょ.絶対に一箇所じゃ済まないからね.区内全部のそういう場所チェックして張り紙するのに担当者一人貼り付ける?その間にもクレームどんどん入り,クレーム対応にも0.5人くらい貼り付ける?これってマンパワーを有効に使っていると言えるのか?

行政・官庁にしかできない仕事がもっと他にあるのに.保育園の運営を楽にするとか,小学校の建物の耐震補強を進めるとか.

て,こと.誰でもがラクに暮らせるようなまちになってほしいとは思う.でも誰でもが「人に頼らずに」ラクに行動できるまちに・・・というのは,細部になればなるほど困難.そこは助け合いが必要だし,それは人間的だとかなんだとかいろいろあるかもしらんが,区全体,東京全体としてその方が効率的なんじゃなかろうかね?

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by inui56 | 2011-04-01 12:03 | 暮らし

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