乾睦子の玉虫色日記

「南仏プロヴァンスの12ヶ月」とジェラルド・ダレル

ずっと以前に流行っていたのは知ってたけど,その頃フランスに興味なかったので読まなかったこれを読んでみた.

南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)

ピーター メイル / 河出書房新社



ごめんなさい,バカにしてました.面白かった!

流行した頃のこの本の紹介は,自然とともに生きる南仏の暮らし地元の人々との暖かい交流時計が要らない暮らし,みたいな感じではなかった?(興味無かったからよく覚えてないだけかもだけど)

そういう面は確かにあるけど,のっけからフランスでのお役所仕事の超お役所ぶりが紹介され,リフォーム工事の職人さんが全然予定通りに来てくれないとか,しかしいざ来てくれると善人ぞろいで憎めないとか,これまさにフランス.

主眼はあれですよ,移住してきたイギリス人の目線で地元の奇人変人(地元ではふつうの人が多いのだろうが)をご紹介,てとこなんでは.こういうの大好き.

ま,奇人変人を評価して切り捨てるだけなら逆につまらないことになるわけで,プロヴァンスという土地や文化,人々に対する愛が基礎にあるのはそれは当然のことであります,念のため.

移住してきたイギリス人が地元の奇人変人と交流,という作品でもうひとつ大好きなのを思い出した.これ.

虫とけものと家族たち (集英社文庫)

ダレル / 集英社

これはギリシャの島に移住したイギリス人家族の生活,自然,地元の人々との交流を語る(こっちの方が奇人変人度ははるかに高い,家族のメンバーからしてちょとトンでる).語るのは動物やら虫やらが大好きな少年.大好き.

南欧のラテン系の人々が面白い,というより,それを切り取るイギリス人の目線が面白い,ってことなんじゃないかと思うな.

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by inui56 | 2011-05-30 07:05 |

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